園での給食の様子は保育参加をしないとなかなか見られないですよね、、、
そこで今回は幼児ランチルームの様子をお伝えしたいと思います。
まずひつじ&きりん組は、着替え・手洗い・うがいを終えた子からランチルームにいきます。
ぞうぐみは12:00~12:15の間にランチルームにいくお約束をしています。
ランチルームにいくとおぼんを持ち、今日の給食を確認してどれが苦手で減らして欲しいのか保育者とやり取りをします。
この時大切にしている事のひとつは、<自分の食べきれる量を知り、食べきっておかわりをする事で自信に繋げ食事を楽しむ>という事です。
食べ始めから食べ終わりの時間はひつじ組で約40分、きりん&ぞう組で約30分を目標にしています。
その時間内で食べきり、おかわりをする時に褒める事で自信に繋げ、好き嫌いが多い子でも食事の時間を楽しめるようにしています。
またもうひとつ大切にしている事は<食材の名前を知る>という事です。
ひつじ組は「おかず減らしてください」「野菜減らしてください」とやりとりしていますが、きりん&ぞう組になると何を減らして欲しいのか、またその食材の名前も伝えています。
食事はきりん組から徐々にお箸をスタートしています。
そのポイントは①姿勢良く食べこぼしをしない②30分以内に食べ終える事ができる③お家でお箸を使っている(エジソン箸ではなく2本が離れているお箸)
この3つを意識し、自分から「お箸を使いたい」という子から始めています。
ぞう組になるとランチルームでの声の大きさも伝えています。
その為ランチルームにいる保育者も声の大きさに気を付け雰囲気を大切にしています。
食べ終えると自分の周りの食べこぼしがないか確認してから下膳し、おぼんを拭いておしまいです。
食事は好き嫌いや集中して食べないなど保護者の方にとっても悩みの種のひとつだと思います。
園とご家庭で協力して、子ども達が自然と食事が好きになり、少しずつマナーも身についていけるようにしていきたいと思っています。
(かわさき保育園 小南優子)