6月は虫歯予防デーがある月なので、歯について意識ができるよう保健指導をしました。
朝の歯磨きをしてきたかを聞くと、半数位の子が「してな~い」。事前に呼びかけたのに・・・。ということは毎朝していないということだと思い、「毎朝歯磨きをするんだよ」と声をかけました。
歯磨きをしてきていない子は歯磨きをしてもらい、実際の汚れ具合を見るために、染め出し液をつけました。
まずは麺棒を使って歯全体に染め出し液をつけます。
うがいをすると、歯が赤く染まりました。
「あ、ここが赤くなってる!」
赤くなっている所は歯垢がついている=磨けていない所=むし歯になりやすい所です。
赤くなっている所を、鏡を見ながら磨いてもらいました。
「歯と歯茎の間が磨きづらい!」
最後にうがいをして、歯ブラシを洗いました。
最後に歯ブラシの使い方をみんなでやってみました。
下の歯には歯ブラシの毛先を自分に向けて「こんにちは」
上の歯には毛先を自分と反対に向けて「さようなら」
横の歯には歯ブラシを倒して「おやすみなさい」
どこが汚れていたかを聞くと「歯の間」「歯と歯茎の間」「奥歯」と自分の汚れていたところを認識できていました。
全員の染め出しをした写真を渡しますので、ぜひ洗面所など歯磨きをするところに貼るなどして、毎日の歯磨きの時注意してみて下さいね。
歯磨きが上手になってきているとはいえ、小学校の中学年くらいまでは保護者の仕上げ磨きが必要です。夜寝る前の歯磨きは、必ず仕上げ磨きをしていただければと思います。また、歯科医院でフッ素を塗ってもらう事も虫歯予防になりますし、染め出しをして磨き方の指導もしてもらえますので、3~4か月に1回かかりつけの歯科医院に行くのもおススメです!保護者の方のご協力もよろしくお願いします!!
(かわさき保育園 赤塚あかね)